文へスキップ

緑とロマンの里千代

現在位置:HOME>千代地区の紹介 >よこね田んぼ

千代地区の紹介

よこね田んぼ

「日本の棚田百選」の認定

 農林水産省は、農林水産大臣が認定した「日本の棚田百選」を1999年7月26日に発表しました。発表された棚田は、100を超える117市町村134地区が選ばれている。これは、棚田のもつ多面的機能が評価され、その維持・保全を図ることが目的とされているため、百選にこだわることなく、出来れば多くの棚田に光をあてようとする考えによるものである。
 棚田百選は、棚田のもつ国土の保全機能や文化的価値などの評価の高まりを背景に出発した。
【選定基準】
  1. 積極的な維持・保全の取り組みがなされ、今後もその取組みが継続される見込みがあること
  2. 原則として勾配1/20以上、1ha以上の団地を構成していること。
  3. 国土の保全・生態系の保全・景観(棚田の形状の美しさ・周辺地域を含んだ農村景観としての美しさ・はざ掛けなど農業に関わる歳時記としての美しさ)・伝統・文化維持・保全のいずれかが優れた棚田であること。

 約3ヘクタール、110枚の棚田が美しい景観をなし田植えや稲刈りなどの農業を体験しながら、棚田の保全活動を行う地域の人々との交流も魅力です。

 棚田の概要

所在地 千代芋平・野池地籍
面 積 3ha 110枚
       (保全委員会管理分 1ha 45枚)
平均勾配 1/4.3
水 源  河川(渓流を含む)
法面構造 土羽
開発起源 近世(戦国~江戸時代)
地権者数 18名

 棚田とは
 棚田は中山間地域の中でも比較的標高の高い地域に多く存在する。一般的に山麓や丘陵および扇状地等において自然傾斜を緩和し、棚のように階段状になっている水田を「棚田」と呼んでいる。棚田の呼び名についてはいくつかあり、地域によって「千枚田」「谷津田」などと呼ぶところもある。
棚田の多様な機能
〇土砂等の流出防止機能 〇洪水防止機能 〇水資源かん養機能 〇生態系のバランス保持機能 〇独特の景観形成 〇文化資源の提供 他、棚田のもつ公益的機能は強く、農業農村の原点ともいえる文化的遺産「農民のピラミッド」を守ることは地域づくりの基本であるといえる。
よこね田んぼの由来
 その昔、棚田が存在する地名がよこね地区であったことから「よこね田んぼ」とよばれるようになった。また、田んぼの形が横に長く曲がりくねっていたことから「横畝田んぼ」とも呼ばれたり、漢字の「横根」を使うこともあったようですが、はっきりとした名称の由来が不明であることから、現在では平仮名で「よこね」の名で統一して呼んでいます。

夏のよこね田んぼ


 
 
アクセス





飯田市役所
千代自治振興センター

〒399-2222
長野県飯田市千代932-5

TEL 0265-59-2003