千代地区は天竜川の東側、飯田市竜東の山間部に位置し、面積の大半を森林が占める中山間地域です。千代(ちよ)と千栄(ちはえ)という2つの区からなり小学校は千代小学校と千栄小学校があります。
豊かな緑と自然に恵まれ、「よこね田んぼ」や万古渓谷に象徴される美しい景観も特徴のひとつです。
千代地区では、3年後の平成27度に三遠南信自動車道が天龍峡インターチェンジから龍江インターチェンジまで開通し下村には千代インターチェンジができることから高速交通網に直接つながる地域となり、新たな時代を迎えることになります。
地域の課題は、急速に進んでいる少子高齢化へ対応です。平成17年に、保育園児数の減少により地区内に2つある保育園の統合をし地域で「社会福祉法人千代しゃくなげの会」を立ち上げて自ら運営を行う、
千代保育園、千代保育園千栄分園の民営化をしました。未満児保育も積極的に受け入れるなど、子育てのニーズに応える努力をしています。老人デイサビスセンターの運営も「社会福祉法人千代しゃくなげの会」が担っております。
今後は、エネルギーの問題に対し、地域としても再生可能な自然エネルギーを見直し活用する方策を探る中、エネルギーの地産地消も図れる地域を目指したいと考えています。